2019-10-26 oyasumi 夜の帳を彼は透明に横切って、目蓋を閉じた。わたしはこの死にたいような夜に取り残される。 さみしくはないけれど悲しい。愛も恋もわからないが、悲しみならわかる。夜の寝室は綺麗な濃紺をしていた。